平成27年7月2日、3日に行われた今回の研修では福祉職員としてのキャリアデザインと題して、キャリアパスに応じた資質向上の段階的、体系的な図り方についてあらゆる事業所別、職種を横断した福祉、介護職員を対象に行われた。

キャリアパス初任者研修リーフレット

 

1日目の講習では、キャリアデザインとセルフマネジメントの必要性や、福祉サービスの基本理念・倫理についてテキストを踏まえたうえで各グループにてセッションを行い、他業種の特長について相互紹介した後、社会人として学ぶ事の意義や自己期待の意識化などについて討議を行った。グループメンバーはそれぞれに様々な経歴を経てきており、業務内容や勤務形態も多様であったが福祉職員としての志や悩みなどは通じる所も多くあり、新たな気づきも発見できた。また、コミュニケーションスキルの向上の為、笑顔や挨拶、言葉づかいの練習も行われ、特に敬語に関しては正しい使い分けができていなかった所もあり勉強になった。

2日目の講習では「啓発科目」として、人材育成、能力開発、実践研究、リスクマネジメント、他職種連携、運営管理などについての講義を受けた上で個人ワークを行った後、グループ討議を行った。それにより、OJT、OFF-JTだけでなく自覚による自己啓発としてSDCAサイクルや業務の振り返りの必要性について学び、ご利用者様に対して組織が統一したサービスを提供できるよう努めていく事が重要であると感じた。また専門職としての役割や機能を果たし、チームの一員として連携・協働しながら目標に取り組んでいく姿勢が求められる。研修の最後ではこれまでの講義で学んだことを通して、グループ内で行動指針を作成し、各グループが発表を行った。それぞれのグループが多様な視点から捉えた行動指針を提示したが、どのグループもご利用者様を中心とした考察を行っており、福祉職員としての志ややりがいが感じられるものであった。

最後に、2日間を通して初任者であっても組織、チームの一員として責任と自覚を持ち職務に取り組む必要がある事、日常の業務の中で知識、技術、接遇などの向上を目指し自己啓発を行う必要がある事、、また専門職としての倫理観や理念を理解し課題に取り組んでいく事の重要性などについて多くの学びや気づきがあり、自身のこれからのキャリアデザインを行っていく上で有意義なものとなった。今回学んだ事をこれからの実践の場でご利用者様との関わりを通して活用していきたい。

今回この研修に参加させていただき、ありがとうございました。

介護福祉士 古谷